南青山の骨董通りに面した立地に建ち、１F店舗、2・３F事務所、4~14Fを賃貸住宅とした建物です。骨董道り沿いの、計画道路にかかる低層部はスチール製のルーバーで囲み、高層部分はガラス貼のファサードとすることで、洗練された街並みに溶け込むことを計画しました。
スチールのルーバーはサイズの違うフラットバーを組み合わせてユニット化することで、コストを抑えつつ複雑な表情を作りだし、壁面緑化と組み合わせることで柔らかさも持たせています。
高層部のガラス貼も、サッシ割を工夫することで平滑な面の中にも住宅らしさを感じられるデザインとし、熱反射ガラスを使用することで眺望を確保しながらプライバシーと遮熱効果を高めています。